人生の恥は書き捨てっ!!!

「道化師のあさの歌」のサブブログです。現在の日常や発達障害のことは主にこちらのブログで綴る・・・予定。

仕事場で気が利かないと思われている私

仕事場で、気が利かない、と思われている。
仕事場のリーダーから、
気が利かないね、気が利かないね、ほんっと気が利かないね
ってメッセージを常に受け取っているように感じてしまう。

まぁ…「思われている」というか、実際私は気が利かない。
気を利かせるのが難しい。色んなことに気づけない。
常に先々を読み、相手がどうして欲しいか、自分は何を求められているかを察するのが難しい。

他の人の気の利かせ方を目の当たりにすると、思わず感嘆のため息が出てしまう。
「はぁ~~そこまで考えてなかったー!!」ってことばかり。

そんな私に、職場のリーダーのIさんはとてもイライラしている。
私の気が利かない場面を進んで探して攻撃して、
いかに(私が)気が利かない人間かを、コイツに分からせてやりたい!!
と思っているかのようだ(明らかな難癖も多い)。

私にとって、「気が利かない」と思われることは相当のダメージだ。
だって私は「気が利く人だ」と思われたいのだから。
常に自分が気を利かせられるチャンスを狙っている。
気が利く人に憧れる。
気が利く人だと思われたい。
いい人ぶりたい。
日々そう思って気が利く人の技を盗もうとしている。
それなのにこんなに人をイライラさせるほど気が利かないし、
空回りばかりで私の行動のほとんどは裏目に出る。

仕事場は、気遣いの嵐だ。
朝の出勤時、エレベーターで6階まで上がったら(メイクさんが集まる場所は6Fにある)、まだ来ていない人のために、エレベーターを1Fに降ろしておく(ホテルはエレベーターが1つしかないため)。
これをしないと、古株の人から文句が出る。
でも(私だけじゃなく)大抵の新人さんは、それをしない。
大体陰口で伝わって、「あああ~やんなきゃ~」となって、それが当たり前になる。
私も文句を言われた時(陰ではなく直接だったけど)は衝撃だった。
気づきもしないことだったから(感嘆のため息を漏らした)。
確かに自分がしてもらったらなるほど気が利くな~とは思うけど。

他にも色々と、お客さんがタバコを取り出したら電光石火のごとくライターを差し出すホストのように、「言われなくても先回りして相手がしてほしいことを読む」人ばかりだ。さながら競い合いのように。

私はと言うと、気が利く人になりたくて、気が利くところを見せようとして、
どうでもいいやらなくていいことやって余計に迷惑をかけたり、
功を焦って人の作業横取りしたり…。

人からよく思われたいという欲求が自分を苦しめてる。
いいところ見せたい、気が利く人だと思われたいと思うから、
自分が気を利かせられなかった場面で必要以上に落ち込む。
それで傷つく私を知っているかのように、「気が利かないね」ってメッセージを送ってくる。
私も人に助けてもらったら嬉しいし、自分もそれを返したいと思うことは大事だけど、
Iさんのレベルになるのは無理だ。Iさんのようになろうとするから傷つくのだ。

はい。私は気が利きません。でも少しでも気を利かせられるようがんばります。。
という心持ちでやっていれば、少しは余裕が持てるだろうか?
明日から実践してみよう。