人生の恥は書き捨てっ!!!

「道化師のあさの歌」のサブブログです。現在の日常や発達障害のことは主にこちらのブログで綴る・・・予定。

「精神障害者保健福祉手帳」取得の申請をしてきた

私は病院で発達障害と診断されている。
診断がついたことによって医療的サポートが得られ、
色々楽になれると思ったらそうでもなく、
仕事場でもその後色々あり、限界を感じ、
希望を見出したのが、障害者雇用で働く道だった。

 

いや、それを抜きにしても、診断されたら手帳を取得したかった。
多少でも金銭的メリットがあるし、
周囲へ理解や配慮をお願いする機会がもしあれば、
手帳がほんの少し役立つかもしれない。

自分から出さなければ「障害者手帳持ち」ということがバレることもほぼない。
自分の障害が受容できず手帳を持つことに抵抗があるという方以外は、
まず取得して損をするということはないと思う。

ちなみに金銭面のメリットは、よく調べると私の場合はあんまりない。
公共交通機関(市内バス、タクシー、JR)の割引は精神障害には適用されないし、
わずかだけど住民税も払っているのでNHKの受信料も関係ない。
年末調整か確定申告で障害者控除を受けられるくらい。
美術館とかも行かないしなぁ。

病院からも何も言われず何の下調べもしなかった私は、
医師に作成してもらった診断書を役所に持っていくだけで手続き終了だと思ってた。

そのつもりで役所に行くと、
「ちょっと中身確認しますねー」と言われ封を切られた。
そして、

「こちらの申請書に記入して、あと健康保険証とマイナンバーカード(or通知書)とハンコ持ってきてください。あ、それから手帳に貼る写真も撮ってきてくださいねー」

と言われた。

今日中には無理なのか・・・とがっかり。

しかし封を切られたことで中身を見ることができた。
診察ではよく「あなたはADHDだから~」と言われてきたので
自分はADHDだけだと思っていたら、
主たる障害という欄には「アスペルガー障害」と書かれていた。

初診の時、AQ-Jという問診と少しの会話でアスペルガーアスペルガー言われたけど、
その後、心理検査や親への聞き取りなどの後、
突如アスペという単語が医師の口からでなくなったのだ。
それで私は、「ああ、詳しく見た結果、アスペルガーではなかったんだな」と思ったのだ。
(むしろその後は「あなたのADHDは~」など、ADHDがよく出てくるようになった)
心理検査のIQの値がすごく低かったというのもある。
(ネットで、IQの低いアスペルガーはいないみたいな記述も目にしたから)

1つ目の病院の自立支援申請の時もそうだったけど、
やっぱり診断書に書かれてある内容は直視できなかった。
全部私自身が訴えてきたことだけど、
他人の言葉で書かれると思わず目を背けたくなる・・・。

何はともあれ、
珍しく重い腰を上げて次の日には証明写真を撮りに行き、
その次の日に改めて役所に申請に行ってきた。

1ヶ月から1ヶ月半で結果が分かるという。

無事通りますように。