人生の恥は書き捨てっ!!!

「道化師のあさの歌」のサブブログです。現在の日常や発達障害のことは主にこちらのブログで綴る・・・予定。

子供と毒親は今の香港と中国ぐらい分かり合えない

president.jp


記事中には「幼いころから常に「支配―被支配」の関係のもとで育てられた子どもには、逆らうという選択肢がないのだ。」とあるが、

いくら逆らっても、必死に訴えても、伝わらなかったのかもしれない。
もどかしいほど伝わらず、力ずくで押さえつけられ、
もうあきらめてしまったのかもしれない。
この人には、伝わらない、分かり合えないと。

毒親は自分の考えは絶対変えない。変えられない。
自分の非を認めて考え方を変えるなんて、絶対絶対しないと断言できる。
毒親にとってそれは死ぬより辛いことだから。
まずまともな話が通じない。聞こうとしない。子の言い分など完全シャットアウト。
本人の中ではあくまで「子供のため」という美しい気持ちにすり替わっているから手に負えない。

記事中にある、暴力、出て行けという脅し。
これで「なぜ逆らえないのだ」と?
実際シェルターに逃げ込んだ人は本当に勇気あってすごいと思うけど。

私の母親も私が思うようにならないと包丁突きつけて「あんたを殺して私も死ぬ」だのと大騒ぎすることがよくあった。頭おかしくなったのかそのまま包丁持って夜に家の周りをほっつき歩いたこともある。

よく「反抗すればいいじゃん」と言うけど、
「反抗したから」とか「しなかったから」とか、そんな問題じゃない。
私はこれでもものすごく頑固で、やりたくないことは頑としてやらなかったし、1言われれば5は言い返したけど、私が「こんなに子供思いの母親を傷つけるどうしようもない極悪娘」となるばかりだった。
そのうち、親が「こうだ。こうしろ」と言ったら、ああ、もうダメだ・・・と思うしかなくなった。どれだけ必死になっても伝わらないし、死ぬだの殺すだのの騒ぎになるし、泣きわめいて取っ組み合いの大ゲンカになるし。

家庭という密室での毒親の言動、振舞いって、そうじゃない家庭で育った人にはちょっと想像しがたいものだと思う。